こだわりの椅子さがし♡ 番外編③
2020.05.12皆さま、こんにちは٩( ”ω” )و
今日は、こだわりの椅子さがし番外編③ということで、“ファブリック”についてご紹介させていただきます。
番外編②では、“レザー” について、ご紹介させていただきましたね~。
皆さん、ご覧いただきましたでしょうか。
本日の“ファブリック”にも種類がたくさんあり、いろいろと知っていただいた上で、お好みの生地を
お選びいただきたいと思います♡
それでは、ファブリックについて
①まず、ファブリックとは何か・・・? という点について。
ファブリックとは、アクリル、ウール、レーヨン、ナイロンなどを使用して織られた布地のことです。
織り方によって柄の出方が異なっていたり、色の種類も豊富なのが特徴です!!
使われる糸により、触り心地や印象も変化します。
②ファブリックの良い点は?
1.レザー(革)に比べて、ファブリックは温かみがある。
2.色や柄の種類がとても豊富なので、お部屋のイメージに合わせられる。
3.生地の種類も豊富で、綿や麻など様々な種類から選べます。
→ナチュラルテイストや北欧テイストのインテリアとも相性抜群!!
4.ファブリックは、伸縮性に優れているので、立ったり座ったりを繰り返しても、生地の伸び縮みによる劣化が少ない
5.ウォッシャブルタイプの生地を選べは、家庭でお洗濯が可能!!
③ファブリックの悪い点は?
1.水や汚れに弱い・・・
ジュースやコーヒーをこぼした際はすぐにシミになってしまいます。
→椅子の形状にもよりますが、外せない場合は、注意が必要です。
2.ファブリックは、繊維なのでホコリやダニが付きやすく、手入れを怠ると不衛生になりがちです。
→ハウスダストなどのアレルギーがある方はまめにお手入れをしましょう!!
3.レザー(革)に比べると摩耗性に弱いので、座る部分が擦れて傷みやすいのも難点です。
生地によっては、毛羽立ちや毛玉が出来ることもあります・・・
いかがでしょうか・・・。
ファブリックのメリット・デメリットについて、ご理解いただけましたでしょうか?
続いて、ファブリックの素材の種類について、詳しくご説明していきますね~。
①ポリエステル
インテリアではカーテンやソファ、衣類ではシャツ、ブラウスなどによく使われている合成繊維材です。
光沢のある質感と手触りの良さが特徴。
メリット:素材が強く、シワになりにくい
デメリット:帯電性があるので静電気が起こりやすい。毛玉もできやすい。
②レーヨン
木材パルプを原料にした合成繊維です。染色性に優れており加工もしやすい。
メリット:染色後の発色が美しい。カーテンの素材として特化している。
デメリット:水に弱く、シワになりやすい。摩擦にも弱い・・・
③コットン
植物を原料にした天然素材です。微細な繊維で、見た目と質感がナチュラルテイストなのが特徴。
オーガニック素材としてクッションカバーなどにも使用されます。
メリット:丈夫で肌触りが良い。
デメリット:シワになりやすく、洗うと縮むことがある。
④リネン(麻)
亜麻の茎を原料として作られた天然素材の繊維です。
中国やアジア、ヨーロッパなど世界中で生産されており、需要の高い素材と言えます。
メリット:軽く柔らかい質感で、濡れても乾きやすい。天然素材の中では汚れに強く、丈夫で長持ち。
デメリット:シワになりやすい。乾燥しすぎると硬くなる・・・
⑤ウール
主にメリノ種の羊から取れる毛からできている天然素材です。
ウールは油分を含んでいるので、撥水性があり、水溶性の汚れも弾きます。
メリット:撥水性に長けていて、型崩れしにくい。保温性・吸収性に優れている。
デメリット:水で洗うとフェルト化して固くなり、繊維自体が縮んでしまう。
※動物繊維の一種なので、ホコリ・食べこぼしなどの汚れがついた状態で放置すると、虫食いの原因となる。
⑥アクリル
アクリルは、ポリエステルやナイロンと共に3大合成繊維と呼ばれており、中でもウールに似た性質を持っています。
ふっくら柔らかい風合いと暖かいという特徴がある。
メリット:保温性があり、強度も強く、耐久性があります。また、虫食いなどの影響を受けない。
吸水吸湿性が小さいので乾きが早い。鮮やかな染色加工が可能。
デメリット:吸水・吸湿性が劣っており、汗を吸わない。
毛玉が出来やすく、静電気が起きやすい。
という感じで、素材の種類もたくさんございます。
この他にもたくさんの種類がありますが、椅子の張地で使われている素材は、
上記の⑥つの素材を組み合わせたものが多くあります。
生地の特性についてご理解していただいた上で、しっかり選ぶことが重要なポイントです。
今日は長々と、説明ばかりしてしまいました・・・
次回は、実際にどんな生地があるのかご紹介させていただきます♡
ぜひ、お楽しみに~(‘ω’)ノ